お遊戯会 年中まで目立ってた子が年長になって。
あき、幼稚園最後のお遊戯会でした。
年中までこういう舞台では目立ってました。
もー、恥ずかしいやら悲しいやらで。
今でこそ、神経図太くなりましたけど
第一子で、子どもはマニュアル通りに成長すると思いこんでいたし
みんなができることができない姿は、なかなかショッキングでした。
年少の頃は、突っ立ってる。
年中の頃は、参加はしてるけどズレてる。
立ち位置も、体の向きも、振り付けも、なんか全部ズレてる。悪目立ち。
途中で舞台袖に逃げたこともありました。
本番が近づいてきて練習が本格的になると、普段のメンタルも乱れて、感覚過敏が強くなる。
それがあきでした。
でも今年は練習段階から、なんか違うかもと思いました。
メンタルの波がない。
練習を楽しんでる。
ちょっと期待しました。
そして本番の日。
朝、いつもと違う道を歩いて会場に向かう途中、すてーんと転び、手のひらをちょびっと負傷。(血は出てなくてちょっと擦った程度)
あきは大泣き。激怒。
そのまま到着して先生に引き取られていくあき。
叫び声が外まで聞こえました。
あーもうだめか。と思いました。
お通夜みたいな顔で客席に座る私と夫。
。。。
でも本当に、今でも嘘みたいだと思うくらい、あきは3つの演目全て、完璧にこなしてきました。
こっそり泣きました。
お友達とアイコンタクトでタイミングをとりながら、ぴったり声をあわせて台詞を言う。
生き生きと舞台で歌い、踊り、表現する。
合奏では、自分の役割と責任を理解して楽しむ。
できてました。
劇の最後のほうで、近くの子がちょっと立ち位置が違ってしまい、あきが一瞬戸惑って足が止まったとき
隣の子が本当にさりげなく、こっちだよ小さく手を動かしてあきを誘導してくれたのを見逃しませんでした。
こんなお友達がいてくれることが本当にありがたい。
そんなこんなで、年中までぼんやりしてたあきも
そして同じ幼稚園で療育に通ってる子たちも
本当にみんな驚くほど成長していました。
年中から年長の1年間は伸びるというのは本当でした。
だからそんなに気に病まなくて大丈夫。
ペースはゆっくりでもちゃんと成長するのです。