出来が良いのは育て方のせいじゃない
いま6歳。1番大変だったのは3、4歳頃でした。
その頃、周りの出来の良いお子さんを見ては、育て方、親の関わり方が良いんだろうな〜と眩しく、同時に自分はなんて子育てが下手な親なんだろうと思っていました。自分も、自分の子どものことも、恥ずかしく思ってました。
でもそれはまったくの勘違いでした。
今下の子が4歳ですが、この子は社会性が高くて先生に好かれるタイプ。
面談のたびに
明るく元気、誰とでも仲良くできる、どんなことでも積極的に取り組む、周りがよく見えてる、お話上手、気持ちの良いご挨拶ができる、ユーモアあり、リーダーシップあり…
こんな言葉で評価される下の子。
…上記の言葉を全て反対語にすると長男になります…。
兄に手がかかって、下の子は乳児の頃からテレビ漬けで、今もテレビが大好き。タブレットのゲームも大好き。
兄の時のように語りかけたり、一緒になって遊んだりすることもあんまりなかった。
兄が未就園の頃は毎日公園に行ってたのに、下の子のために公園行ったこと皆無。
兄の時はお友達と遊ぶ機会を持つためにママ友も作り、よく集まって遊ばせてたけど、下の子は幼稚園入るまでお友達0。今も付き合いが面倒なので幼稚園以外では遊ばない。
兄にキレる母という非常に良くない映像も見せてきてしまってます。
いつも我が家は長男中心に回っていて、パパも私も長男ばかり気にかけて生活してきたと思います。
雑な子育て。勝手に育ちました。
でもなぜか私が先生や他のママさんに褒められる不思議。そして不公平感。
長男はもっと手をかけて育てたのにね。
できる子って、どう育てられてもできる。
社会性って、持ってる子はどう育てられても芽生える。
挨拶なんて、できる子は教えなくても勝手にする。
その子が元々持ってるものだった。
どんな親か、どんな育て方か、なんて関係なかった。(虐待とか極端なのは除く。)
そして、逆も然り。
勝手に色々芽生えたり勝手に色々できるようにプログラムされてない子を育てるのは、どんな人にも難しい。
だから、他と比べて恥ずかしく思うことはまったくなかったです。
むしろ、普通よりずっと難易度の高い育児に挑戦してきた自分と療育仲間を、褒め称えたいくらいです。