うちの子は自閉スペクトラム

自閉スペクトラム症の長男のこと、きょうだいや家族のことを記録しています

受け入れていくということ

最近自分の中での「療育」や「自閉症」への関心が薄くなってきたのを感じます。

 

療育必要ないとか、自閉症気にしてないとか、そういうわけではないんです。

 

療育は必要だし、自閉症のこと気にしてはいるんです。でも…

 

前はあんなに熱心に色んな本読んだり、某つみきのテキストまでやってたのに。

あの情熱はどこへ。。

 

 

調べ尽くした感もあるけれど、それだけじゃない気がして

なぜだろうと考えてみたところ…

 

子どもの成長段階、ある程度のところを過ぎたからではないかと。

 

いつ言葉が出たとか、いつニ語文が出たとか

いつ歩いたとか、いつケンケンできたとか

園でお友達と遊べてるとか、一斉指示が通るとか…

 

4歳くらいまでの子どもの成長は目まぐるしくて、

小刻みにやってくる成長の指標のどれか遅れてると、すごーく気を揉みました。

どうすれば追いつけるかって考えてました。

 

でも年長くらいになると、成長速度がゆるやかになり、指標もあんまりない。(気がする)

 

昔できなかったことは今もできないし

(あきはスキップができません。縄跳びも。ASDに多い協調運動障害っぽいかもと言われてます)

感覚過敏も変わらずありますし

コミュ力も言わずもがなですが

ここまでくると仕方ないな〜と気にならなくなってきます。

 

そして、あきをどうにかしたいと考えることが少なくなってきました。

 

悪く言えば諦め、良く言えば受容。

 

あきは大多数とは違う仕様で生まれてきた。

ということが腑に落ちるようになりました。

 

 

あとは下の子を育てる中で、定型発達との違いを体感して納得したということもあるかもしれません。

 

 

3歳くらいからかな、疑っては否定して、という感じで

人目を気にして、普通に見えるよういろんなことを一生懸命練習させました。

 

それが無駄だったとか、ひどいことしたとか、そんなふうには思わないようにしてます。

 

とにかく母親として必死に頑張ってたよね、と思います。

 

 

最近やっとそこから解放された気がしてます。